近代 富国強兵から植民地支配

19世紀に入り、世界とは無縁だった日本にとって、ペリーの来訪は日本国内を震撼させ幕藩体制に劇的な変革をもたらすこととなりました。
明治維新による新政府は、欧米の経済力や軍事力に直面し、その強大な国力の獲得方法を学び取るべく、その後の国家経営をヨーロッパ至上主義に切り替えます。イギリスやドイツに追いつくために模倣の努力を重ね、日清戦争や
日露戦争を経て、世界の五大国の一員になるのです。その結果、アジア諸国に対し、自らが先進国に押しつけられた不平等条約や内政干渉を着々と実行していきます。朝鮮では1910年の韓国併合、中国では1915年の21ヶ条要求、1931年の満州事変を経て全面戦争となり、その後の泥沼状態を招きます。そして1941年からの太平洋戦争へと向かうのです。

1 アジアに侵出、大日本帝国
2 朝鮮から日本に200万人
3 なぜ日本に渡ったのか

4 形だけの「日本人」
5 徴兵され、命を奪われる