日本人や日本文化は独自に形成されたものではありません。
縄文時代の日本列島に「水田稲作」の技術を伝え、日本国家の原点となる弥生時代を築いたのは朝鮮半島からの渡来人でした。
古墳時代には「鉄製」などの技術が、そして五世紀には「土木建築」の技術をはじめとする多くの生活文化や、文字文化が定着することとなりました。
また、六世紀には、その後の日本国家に絶大な影響を及ぼすこととなる「仏教」が伝来したのです。
その後七世紀には、大化の改新を経て律令制度による統治がなされ、日本列島は、大陸からの先進文化を礎に、平安以降公家・武家時代など新たな国造りと独自文化の創造に邁進することとなるのです。

古代Ⅰ 列島への渡来と社会づくり
古代Ⅱ 古代国家成立と渡来人の役割

1 隋と唐の成立と東アジア
2 「 大化改新」と律令国家
3 百済救援戦争と近江遷都
4 鬼室神社と高麗神社